<5日目>2019年4月30日(火)
■行程: リシャット構造→シンゲッティ
明け方こっそりテントを抜け出し、丘に登り朝日を拝みました。リシャット構造で朝日を見た人は、そうそういないだろうなと悦に入りながら・・・。
丘に登って辺りを散策していると、小動物の新鮮な足跡がそこらに。
どうやら、ジャッカルの足跡らしい。姿はまったく見えなかったし、声も聞こえなかったけど、岩場に潜んでいたのかな。
朝食は昨日の夕飯の残りを温めて食べ、テントを片付けたら、ウワダンに向けて出発。旅程にはなかったけど、ウワダンで宿泊したオーベルジュでシャワーを使わせてもらうらしい。その気遣いは、大変ありがたい!
シャワーですっきりして着替えた後、シンゲッティに向けて出発。
行きにランチで立ち寄ったオアシスの村、タヌシャット パルマの村の学校から先生たちが出てくるところ。生徒は5名だそう。
途中、砂漠の中のとげだらけのアカシアの木の下でランチ。
座るのにちょうどよさそうな木だったので、ポーズ!気をつけないと鋭いとげが貫通しそう。爪楊枝ぐらいの太さで、爪楊枝よりも硬く、先端は鋭くとがっていて針のよう。この木はラクダの好物らしい。木陰には家畜が集まるので、木の下は糞だらけ。でも、払えばOK、気にしない!
今日のランチはラタトゥユとフライドポテト。フライドポテトには塩を振ったものと、砂糖を振ったものの2種類ありました。砂糖もほんの少しなので、それほど違和感はありませんでした。
シンゲッティに到着。行きと同じオーベルジュにチェックイン。18時半ごろMaanが迎えに来て、歩いて新市街と旧市街を散策。
シンゲッティのラクダ肉屋さん。ドライバーとガイドの今日の夕飯にするラクダ肉をお買い上げ。ラクダ肉を持ったまま市内観光・・・。
ちなみに、モーリタニアの肉の値段は、一般的には、ラクダ肉・牛肉約5.5USD>鶏肉2-3USD(トルコやブラジルからの輸入)だけど、シンゲッティの地鶏はラクダ肉並みに高いらしい。
夕暮れのシンゲッティ旧市街。
不思議な装置なので、この家の住民に聞いてくれたら、石臼の石を重石にして、洗濯ロープを吊っているとのこと。
今も使われる古いロックシステム。渡してある横の木の中に、木でできた鍵を差し込んで開錠するらしい。
新市街には、自動ドアシステムを自作している家もありました。
今日のオーベルジュのディナーは、野菜スープ、チキンとポテトとオリーブのレモンソース煮、ベークドケーキでした。本当にはち切れそう!